最終話『ウチの娘は、彼氏が出来ない‼』第10話のあらすじ(ネタバレ)と個人的考察

2021年1月期

こちらの記事は、最終話『ウチの娘は、彼氏が出来ない‼』第10話のあらすじ(ネタバレ)と個人的考察です。

まだ観ていない方はご注意ください。

 

最終話『ウチの娘は、彼氏が出来ない‼』第10話のあらすじ(ネタバレ)

雪が舞う日。

一ノ瀬にプロポーズされた碧。

 

新作も好調、今まで出した本も重版がかかったり、映画化が決まったり、CM出演のオファーがきたりと恋も仕事も絶好調!

 

と、思われましたが、漱石のニューヨーク転勤を編集長の小西から聞くことになります。

 

転勤の話を言おうとしたけど話せなかったという漱石に、一ノ瀬からプロポーズされたが迷っていると話すと、一緒にニューヨークへ行かないかと言われます。

 

モテキ到来!と浮かれる碧。

 

おだやへ行き、空と俊一郎さんに、一ノ瀬と漱石のふたりからプロポーズされた!と話します。

そして、一ノ瀬についていった場合と漱石についていった場合の空の処遇について話をします。

 

しかし空からは行かない、と言われ、現実に引き戻されます。

 

親と子はいつか離れるし、と碧が言うと、空はゴンちゃんと俊一郎さんは一緒に暮らしてると答え、老後は戻るかもしれないし、と続けます。

しかし碧は歳を取ったら今のマンションを売って高級老人ホームへ入るから空の世話にはならないと言います。

マンションを残してくれないのか?とうなだれる空に、自分の食いぶちは自分で稼ぐんだ、と碧から言われ、お互いの将来への考え方の違いが浮き彫りに。

 

しかし、俊一郎さんからタケノコご飯あるよ、と言われると「食べる~♪」と息の合う母娘の姿がほほえましい。

 

そのころ、ゴンちゃんは銭湯に。

そこで番台のおかみさんと流木について語る一ノ瀬と遭遇します。

いい体をしている、と言われている一ノ瀬に張り合おうとしていました。

 

おだやからの帰り道。

空から、一ノ瀬と漱石のどちらを選ぶのか?聞かれた碧はちょっと上の空。

どちらについていくとしても、空が一緒だと思っていたからです。

なので英語が話せないとか、沖縄でサンローラン着てたら浮くし、ごちゃごちゃ。

 

銭湯では、一ノ瀬とゴンちゃんがフルーツ牛乳を飲みながらのけん制中。

お互いのことを意識し、くだらないことでマウントを取り合います。

そこで一ノ瀬は、ゴンちゃんがおだやのゴンちゃんだと知ることになります。

 

翌日、空は大学へ。

授業が終わるチャイムが鳴ると、今年度最後のレポートを出すように教授から言われます。

光は空にノートを借りようと近づきますが、先日、信号待ちで自分の腕にしがみついてきた空のことを意識してしまいます。

そんな光に空は、碧がプロポーズされ、どっかへ行っちゃうかも、と寂しそうに話をします。

ひとりになって清々する、と強がる空に、光は言葉をかけることができません。

 

そのころ漱石は、ニューヨークへ行く前におだやのおでんを食べようと尋ねます。

するとそこには、出かけようとしていた俊一郎さんとサリーの姿が。

漱石はサリーに、ニューヨークへ転勤になった、という話をします。

そして、先日おだやで交わしたふたりだけの会話のことを気まずそうに謝りあいます。

 

店を後にした俊一郎さんとサリー。

サリーはもう漱石に気持ちないから、と俊一郎さんに告げます。

俊一郎さんは信じるよ、と言いながら、「好きになった人が心に残るというのは仕方ないと思う。人間だからスパーっと行く方がおかしい。その思いごと、連れてきていいよ」と言うのです。

そして、サリーが泣かないで笑って幸せならそれでいい、それが一番の願い、と続けます。

笑顔になったサリーは、「見つけた!私の幸せ!」と言って俊一郎さんに抱きつき、ふたりは幸せをかみしめます。

 

漱石がおでんを食べているところに、一ノ瀬が現れます。

もちろん、ゴンちゃんは面白くありません。

 

碧はどちらについていくか、迷っています。

ダーツで決めようとし、矢を投げますが、「飲む」に刺さり、お酒を飲むことに。

一ノ瀬と漱石のプロポーズを思い返しながら

 

決めないといけないのかな。このままこの時、時の中にいたいな

なんで人生って前へ前へ進むんだろう。うしろには下がれないんだろう

この「今」って時の中にいたいな、ずっといたいな

とつぶやきます。

 

その時、家のチャイムがなります。

光が空から借りていたノートを返しにきたのです。

 

そこで光は

「東京離れてどこかへ行くんですか?プロポーズされて」

と話を振ってきます。

 

モテキについて得意げに話す碧に

「空が寂しがっていた。お母さんがどっか行っちゃうかもしてないって」

と話します。

 

空が寂しいって?と不思議がる碧に、言わないけど顔見ればわかると答える光。

「空は寂しいって言えない子になった。私が先に寂しいって言うから。そして私は少し人の気持ちに疎いの」

という碧に、空は碧のことが大好きだ、と伝え、笑顔になる碧。

 

そのころ、一ノ瀬はおだやでおでんを食べています。

やきそばを持ってきたゴンちゃんに、ちくわのことを聞いたりして会話を探っている様子です。

 

空は渉先生とカフェに。

そこで別れ話を切り出していました。

 

空の気持ちが自分に無いことに気づいていたという渉先生から、他に好きな人ができた?と聞かれ、空は光のことを思い出します。

 

そして、

「好きかどうかはわからない。恋とかよくわからないかもしれない」

と答えます。

 

そんな空に、

「無理に関係に名前を付ける必要ないよね、そっとしておけばいい」

と言い、

「その関係が大事なんだね、無くしたくない。?」

と続けます。

「無くしたくない」

と力強く答える空に、

「それは守らないと。無くしたくないものは守らないと」

とアドバイスするのです。

 

「もう空ちゃんに可愛い声で渉先生って呼ばれることもないんだね」

と女々しいことを言いつつも、空と無くしたくない関係を築けなかったのは僕のせいでもある、と続けます。

 

お互いに好きだった、と過去形で締めくくり、ふたりの関係は終わります。

 

そして最後に、

「人生で何度も巡り合えないかもしれないよ、そんな関係」

と渉に言われ、空は泣きたい気持ちを我慢するかのように唇をかみしめるです。

 

おだやでは、ゴンちゃんが一ノ瀬のテーブルに熱燗のお代わりを運んでいます。

厨房へ戻ろうとしたゴンちゃんに向かって一ノ瀬が

「碧もよくここ来るんですって?空もここでバイトしてるとか。どうもお世話になってます」

と軽く会釈。

ゴンちゃんを挑発してきます。

 

かちんときつつも、

「あそことは長い付き合いなんで」

と答えるゴンちゃん。

 

そして、いつ沖縄に行くのか尋ねます。

「来週、碧も一緒に行くことになる」

と答える一ノ瀬は、昔ちょっとあったとか、今もまんざらじゃないとか、あれで結構いい女だ、ひとりにしておくのはもったいない、と言い、ゴンちゃんは激怒!

一ノ瀬を殴ってしまいます。

 

そして、

「捨てた女のところにノコノコくるんじゃない!とっととこの街から出ていけ!」

となぎ倒します。

 

従業員が止めに入るも言いたいことが止まらないゴンちゃん。

そこに空が入ってきますが、気づきません。

 

「碧はそれよりもずっとずっと痛かったんだよ、ココが」

と胸をたたきます。

「好きな男に捨てられて、あげくよその女が生んだ子供を育てて。女手ひとつで子供を育てることがどんなに大変なのかあんたわかってるのか。あんたのやったことは鬼だ、鬼畜だ、人間じゃねー」

と続けます。

 

さらに、「碧のことをいい女とか言ってんじゃねーぞ。薄汚い目で見るな」と続けるゴンちゃんは一ノ瀬の「嫉妬ですか?」の言葉に頭突き。

 

漱石に耳をふさがれていた空の「やめて!」の声に空がいることに気づいたゴンちゃんは、

「空だって大変だったんだよ、碧が本当の母親じゃないって知って。全部あんたのせいだよ。すずらん町から出ていけ!」

と店から追い出そうとしますが、

「私の自由だ」

と不敵に笑う一ノ瀬。

 

「いいか、よく聞け」

と言いながらみぞおちに一発。

「あんたには碧も空も渡せない。一度捨てたやつは2度と信用できない」

というゴンちゃんに

「あなたのものではないでしょ」

と答える一ノ瀬。

 

さらに顔をパンチ!

そして、

「あいつらは俺が守る!碧と空は俺のものだ!」

と叫び、殴り続けようとするゴンちゃんに漱石が、

「この人、笑ってます」と言われ正気に。

 

「ゴンさんに殴られて、むしろほっとしてるみたい」

との言葉に、ゴンちゃんは一ノ瀬がわざと挑発してきたことに気づくのです。

 

そして、一ノ瀬にハンカチを差し出す漱石。

一ノ瀬は「誰?」と聞き、「通りすがりのものです」と答えますが、まさかのライバル。

ここ、ちょっと笑えます。

 

碧がマンションのリビングに飾ってある空との写真を眺めていると、漱石から電話が。

そして、おだやでの出来事を話します。

一ノ瀬のことを心配する碧に、漱石はちょっとやきもち。

空がついていったし、一ノ瀬も大人だからと続けると、碧も大人だもんね、と答えます。

 

ゴンちゃんは暗い部屋で考え事。

自己嫌悪と自分の気持ちを吐露したことで、ちょっと動揺しつつも碧への気持ちを認めざるを得ないって顔です。

(大人は自分の気持ちに素直になれないですからね~)

 

神社で殴られた顔を冷やしている一ノ瀬の傍らにいる空から、

「殴られたのになぜ笑ったのか?」と聞かれ、

「笑ったわけじゃない、こんなことで罪が軽くなるとは思わないけど、ちゃんと自分の罪を責められて少しほっとしたんじゃないかな」

と答えます。

 

「私に殴られたかった?」

と言う空に、

「どうでしょう、空さんは女の子だから」

と答える一ノ瀬。

(気持ちは伝わるものの、身体への痛みにはならず、本当の意味では自分に響かないって意味かも)

 

絆創膏を渡す空。

貼ろうかという空に、自分で、と答えます。

 

空はぽつりと

「父ちゃんは毎日空の写真を撮りながら、空はどんな女の子なのかと想像していたのだろうか。こんなで私、がっかりされなかっただろうか」

と尋ねます。

 

すると、一ノ瀬は

「僕の中で少しずつ、空が育っていきました。誕生日は教えてもらえなかったので祝うことはできなかったけど、少しずつ大きくなっていきましたよ。まさか、会えるとは思わなかった」

と泣き出すのです。

 

お互いに泣き笑いしながら微笑み合うふたり。

 

照れ隠しに絆創膏を貼ろうかという空に、一ノ瀬はこれは使わないで持っておく、と答えます。

娘からもらった大切なものだからでしょうか。

空は嬉しそうに笑います。

 

光の部屋でマンガが完成!

タイトルは「君のいる世界」

主人公にとってどんな世界であっても大切な人がいることが重要だから、「君のいる世界」

ジャンプっぽくはないけど、空は大絶賛!タイトルが決まり、扉絵を書いたら完成!とふたりは意気揚々としています。

 

碧のマンションでは漱石が最後のあいさつに。

しれっと帰ろうとする漱石は碧に、ニューヨークへ一緒に行くって話は冗談だったのか?と聞かれ、本気だったけど、答えは聞かなくてもわかるから、と。

 

僕とニューヨーク来る気はないですよね、と言われ、私なりに言うことを考えてた!小説家なりにと言い返しますが、結論からいうと、来る気はないですよね、とダメ押し。

 

それでも碧に付き合ってもう一度、ニューヨークへ行きませんか?と告げると、ついていけないと断られます。

それが言いたかったんすね、と落ち込む漱石に碧はこう続けます。

 

漱石に出会った頃、私はもうダメかと思ってた。

オワコンだと思ってた。でも私はコンテンツじゃない、人間だ、心を持つ。

心は動く、そして言葉が出てくる。

その言葉は、物語はまた誰かの心を打つかもしれない。

私は人間だから書き続ける。

それを君が気づかせてくれた。

あの時、漱石が私とこの仕事をするために業界に入ったと言ってくれた。

そしてあの時、泣いてくれた。

あの涙だけで、私はこれからも書いていける。

 

という碧の言葉に、漱石は涙ぐみながら

「離れても応援してます。ずっと味方です」

と答えます。

 

「私を忘れないでくれ」

といい、両手を広げる碧を抱きしめる漱石。

 

忘れてほしくない、離れがたいと思う碧は、漱石の足にしがみつきます。

その姿に、

「強烈で忘れたくても忘れられませんね」

と漱石は最後まで驚かされます。

 

そして、

「これから千円札を見るたび思い出す」

という碧でしたが、夏目漱石は終わり、今は野口英世。

 

「でも私、君のことを忘れない、約束する」

という言葉に

「約束なんてしなくていいですよ」

と答える漱石を、今度は碧から抱きしめに行くのです。

 

夜、碧の部屋で漱石とのことを聞いた空から

「母ちゃんはすごいよなぁ。甘えながら人を切る。私を忘れないでくれと泣きながら、ニューヨークへは行かない」

と言われ、バツがわるい碧。

 

「さすが、恋愛小説家の女王!女のプロ」

と言われ、「人聞きが悪い」

と返します。

 

そして、

「一ノ瀬はどうするのか?」聞かれ、茶化す碧ですが、その顔は決心しているようです。

 

翌日、沖縄へ行く準備をしている一ノ瀬。

空の写真が詰まったアルバムを見ています。

 

そのころ、ゴンちゃんは碧の家へ差し入れ。

それだけで帰っていってしまいます。

 

その差し入れを食べながら、碧はこう思うのです。

 

私は恋愛小説と呼ばれるものをずっと書いてきたけど、本当は思っている。

恋に走る女にはなれないし、ならないだろうってことを。

王子様が迎えにきて、どこに行くかわからない白馬に乗ることはできない。

私は、自分の行く場所は自分で決める。自分の足で歩く。

もしくは自分でビジネスクラスを取る。

誘われてどこかに行くような女じゃなくなった。

良くも悪くもそれが私。

 

「めんどくさいな~私。でも、ココが私の基地だ」

と口に出します。

 

光の家でマンガを封筒に入れ、配送準備をするふたり。

碧の話になり、最近ちょっといい気になっていると思う、と言う空に光は、いい気になれる時になった方がいいさ、そうそうない、と答えます。

そして、人生の厳しさについて考える二人。

 

郵便局でマンガを発送した帰り道、神社でお参りしますが、光は佳作、空は大賞を祈ります。

 

歩き出した空の背中に向かって光は、

「もし母ちゃんが沖縄にいっても、俺いるから。俺は東京にいる。母ちゃんニューヨークへ行ったとしても、俺は東京にいる。まぁ母ちゃんが東京にいても俺は東京にいるけどな」

と空を元気づけるのです。

 

碧は、すずらん商店街でパンを買い、歩いています。

一ノ瀬のいる部屋の下を通りかかった時、一ノ瀬が2階から声をかけてきます。

 

部屋にあがり、パンを食べていると明日、沖縄に行くと聞かされます。

 

碧はそのまま身一つでくればいい、荷物はあとから送ってもいいし、仕事の都合もあるだろうしとついてくること前提で話しをする一ノ瀬に碧が切り出そうとすると止められます。

そして明日、返事をするようにと言われます。

あなたの心はコロコロと変わるから、と指を鳴らして魔法をかけたと言います。

(何が大事なことなのか考えてって意味かと思われます)

 

その夜、一ノ瀬がゴンちゃんに殴られたのはわざとだったのかもしれないと言い出す空。

理由は、碧とゴンちゃんをくっつけるため。

 

ふたりで沖縄に旅をした時、空は一ノ瀬に、碧とゴンちゃんがくっつけばいいと思う、という話をしていました。

碧にはゴンちゃんが必要で、いつでもそこにある空気だから無くなった酸欠になる、と。

 

一ノ瀬から碧はゴンちゃんが好きなのか?聞かれると、恋とか超えてるかもしれないけど、一番はゴンちゃんだ、と話したというのです。

 

そこで、若い女に走ったとしても一番は碧だろ、とゴンちゃんに自覚させようとするために殴られたのかもしれない、と一ノ瀬の行動を推察します。

 

空の言葉に、

「ゴンちゃんは(若い女に)走らないよ。私だよ」

と答え、

「すごい自信!ちょっとモテだすと女は怖い!」

といい、もし空の言う通りなら一ノ瀬の罠だから、ひっかけだからと続け、ゴンちゃんだって若い女と結婚しようとしたじゃんと言い出します。

 

碧は空の言葉を聞き、

「人生に絶対ってないな。何がどう変わるかわからないな、だから人生って面白いな」

と言い、そのポジティブさに空は感心。

 

ふたりでベッドに寝転んで

「あんたの中で母ちゃんはゴンちゃんだとして、私の気持ちは?」

と続けます。

 

すると空は碧に尋ねます。

 

「母ちゃんは3つの女の子です。いばらの道を歩きます。後ろを振り返ります。いつもついてきてくれてにっこり笑ってくれるのは、誰?」

 

碧は、小さい頃のゴンちゃんとの出来事を思い出しながら、いばらの道を歩いていることを想像します。

後ろを振り返るとゴンちゃんがいます。

 

しかし碧は

「母ちゃんの前には3つの女の子がいます。前を歩いていきます。母ちゃんはその子の足元が心配です。いくつになってもまだ。いばらの道なら、人生がいばらの道ならなおさら母ちゃんはまだその子を見守っていたいです。もう少しの間、見守っていたいです」

と泣き出します。

 

空は最初はゴンちゃんっていうのかとワクワク聞いていましたが、自分のことを言っているんだと気づきます。

 

「ずっと見守っていたいです。離れたくないです」

と続ける碧の言葉に、空も泣いてしまうのです。

 

翌日。

ついていかれない、と一ノ瀬に断る碧は、嬉しかった、ありがとうと続けます。

 

さらに、

「ゴンちゃんたきつけるため、一芝居うった?私たちに一番何が大事なのか気づかせるために、わざと」

と聞きます。

 

僕は神様じゃないと言いますが、おかげで何が一番大事なのか気づいた。という碧に、

「ゴンちゃんとうまくいくといいなと思ったけど、本当のことを言うと、半分は今、碧が言った通り。半分は、いや半分以上は、そんな風に自分に理由をつけて碧ともう一度よりを戻せたらと夢を見た。空とも頻繁に会えたらと都合のいいことを考えていたんだ。でも最後でしょう?」

と。

 

「でも、すずらん町にきた思い出があるからこの先も生きていける。活版の暗い文芸誌にカラーページが増えたから」

と笑うのです。

 

ふたりから離れたところでブランコに乗っていた空は、

「飛ぶから見てて~!」

と叫びます。

 

自分の今までの成長と、これからの先、自分の力で飛んでいくことを見せるかのように。

 

車に乗り込んだ一ノ瀬に空は、空の写真のアルバムが欲しいと言います。

アルバムを渡すと、最後に父ちゃんの写真を撮ってもいいか尋ねます。

 

ぎこちなくわらう一ノ瀬を撮る空。

碧は「3人で撮ろう!」と側にいた人にカメラを渡し、最初で最後の3ショット写真を撮るのです。

 

そして別れの時。

元気で、と笑って別れる一ノ瀬と、碧と空。

走り出した車に手を振るふたりに向かって、一ノ瀬は車を止め、降りてきて踊りながらも大きく手を振ります。

それが最後になります。

 

そして碧と空には、いつもの日常が戻ります。

 

碧はゴンちゃん家でたいやきの新作について話しています。

タイ焼きを食べながら、子離れについて話す碧に、俺はいなくならないぞとゴンちゃん。

蓼食う虫も好き好きって言って、もの好きが寄ってくるからお前も早くばあさんになれ、といいます。

 

恋愛を超えた、そばにいることが当たり前の大事な関係がそこにあります。

 

一方、空は光からもらったビー玉を握り締め、外出。

ジャンプ新人賞の結果がわかる日だからです。

 

本屋の前で待ち合わせし、ジャンプをめくるふたり。

「君がいる世界」

は努力賞でした。

 

缶コーヒーで乾杯するふたり。

すると光は、

「いいこと教えてやろうか。俺、本当は彼女いない」

と暴露。

 

驚く空でしたが、嬉しそうに光に笑いかけます。

恋にはまだ遠いけど、無くしたくない大事な関係がそこにあります。

 

碧に報告するふたりに碧はおめでとうの舞を踊り、ふたりはありがとうの舞を踊ります。

最初から諦めているばかりだった空の初めての挑戦がうまくいったことに、碧は空の成長を感じるのです。

 

それでも相変わらずアイスの取り合いをしたりして、仲の良い母娘。

変わらないこと、変わっていくことを感じながら、まだまだ母娘は一緒に生きていく「今という時間」を楽しむ日常を過ごしていくのでした。

 

おわり。

 

最終話『ウチの娘は、彼氏が出来ない‼』第10話個人的考察

ウチの娘はやっと出来た彼氏とうまくいかなかった、というお話。

 

『恋』という関係に縛られることなく、自分が一番自分らしくいられる人と『無くしたくない関係』を築く。

そして、困難や試練に見舞われた時、自分にとって一番大事なものは何なのか?に気づくこと。

 

それが

『今という時間を楽しむ秘訣』

であり

『たわいない日常こそが幸せな人生』

なのかなぁと感じました。

 

物が豊かにあり、誘惑の多い今の時代。

これだけ!という何かを選ぶって大変。

 

でも結局は、自分の選択したもので人生はできていくので、恋だけに囚われてはいけないよ~!というお話だったように感じます。

 

ラストは

『無くしたくない関係』

私も欲しい!!!と強く思っちゃいました(笑)

 

まとめ

最終話『ウチの娘は、彼氏が出来ない‼』第10話あらすじ(ネタバレ)と個人的考察をご紹介しました。

 

第10話を観ていない方はTVerで。

 

全話配信はHuluにて観れます。

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